1月14日(日)

二か月ぶり?くらいにゆっくりと過ごす日曜日。

広島大学で議論しすぎたせいか、もしくは広島大学で久しぶりに黒板でチョークまみれになったせいか、喉がやられてしまって 痛くもないのに声が出ずちょっと不便している。
でも、ラーメン食べたりお気に入りのカフェで折り紙を折ったりして、英気を養うことができた。


遅くなったけれど、今年度の抱負は
「あれのため、これのためとは考えず、目の前のことに全力を尽くし、日々の研究に集中すること」

日本に帰国して以来、「研究費を取らないといけない」「パーマネントを探さないといけない」 「いい論文雑誌に通さないといけない」、そんなことにばかりプレッシャーを感じすぎていて、少し足元が疎かになっていた。
そもそも、「いい成果」は高い志や目標から生まれるものではなく、一歩一歩を誠実に歩み続けた結果、道すがらに落ちている ものだ。今年はその基本的事実に立ち返って、真摯に研究したいと思っている。

今の日本の科学界は、至る所で「成果を出せ」とけしかけられるため、「成果を目標とした研究」に傾きやすい環境にある。更には 日常の雑務が多すぎるせいで(僕は幸いにもほとんどないけど)、一歩一歩を誠実に歩くことも難しくなってきている。
そんな日本の環境に負けないように、今年はきちんと一日一日をやりきっていきたい。

ちなみに、昨年は将棋の当たり年だったけれど、例えば永世七冠を達成した羽生善治さんは、まさしく長期にわたって 一歩一歩を真面目に歩み続けたからこそ、偉業に至ったのだと思う。
羽生さんは、「今後の目標は?」と聞かれた時には必ずすぐ達成できそうな目標を挙げることで有名だけど、それは「すぐ達成できそうな」 成果を、実際に「すぐ」達成するための努力が、長期的には大きなプラスにつながること(というか、それが長期にわたって成長し続けるための 唯一の方法であること)を、身をもって知っているからだと思うのである。

子育てでも「将来の夢は?そのためには何をすればいい?」なんてこと、真面目な顔で言ってはいけない。 聞くなら絶対、「明日は何を達成しようか?」の方がよい。

1月10日(水)〜12日(金)

広島大学へ出張。

先月の上海大学でのワークショップでお会いした数学者の方と交流を深めた。 そして、任意次元のユニタリ群上で任意のtに対してデザインを構成する方法を教えていただいた。それだけでもはるばる来た甲斐がありすぎて涙ものだ。

1 qubitのユニタリ 4-designは100点集合で構成可能なようなので、実験でも使えるかもしれない。 Randomized benchmarkingに使えないかどうか、考えてみよう。

1月8日(月)

今日から仕事始め。

年末に役に立たないなぁ、と思いつつ示した関係式が、実は違う目的に使えるかも、と年末年始で気づいて、今日、きちんと証明を完成しておいた。
ほとんど自明な証明だし、実際に役立つかどうかは分からないけれど、まぁ具体的に何かを示しておく、というのはいいことである。

1月7日(日)

青森から東京に戻ってきた。
青森ではよくしていただいて、楽しいお正月休みを過ごせた。

ちなみに、昔からあこがれていた八甲田スキー場に行ったのだけれど、コースという概念がほとんどなくて楽しいところだった。 惜しむらくは斜面の傾斜が緩い、という点だろうか。
来年はぜひ、八甲田スキー場からのツアーにも参加してみたい。

1月2日(火)

今日から妻の実家の青森へ。

「青森の東には雪がない」と妻はさんざん言っていたのだけれど、雪国出身の人の「雪がない」は僕にとって「雪がある」だと思っていたら、本当に雪がなかった。 驚いた。

1月1日(月)

あけましておめでとうございます。

今年は数年ぶりに日本で過ごす正月。年末〜元日は大阪の実家で過ごした。

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