E veryday- D iary

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5/31(Mon.)
だめ。
体力の衰えを感じる。

週末に十分体を整えてあげることが、いい研究生活への第一歩だと改めて思った。


5/30(Sun.)
昨日は夕方から大学の友達たちと「特産会」だった。
各出身地の特産品を(少しずつ)持ち寄って、日本中の特産を食べ尽くそうというこの会。

今回は仙台の牛タンと僕のエチオピア料理(もどき)がメイン。
仙台の牛タンはめっちゃうまい。

二年前から変わらずに続いているが、大学の特性を活かしたいい企画だ。


ということで、今日はなんだかぼんやりした一日。
でも、どうにかこうにか、アフリカンフェスタのプレゼン資料は完成しそうである。

ちょっと元気になってきた。
来月は毎週やることだらけだが、力強い一ヶ月にしたい。
自分の芯を太く。シンプル&ストロングに。


5/29(Sat.)


今日は東大の学園祭である「五月祭
「さつきさい」と読みたいところをぐっと我慢して、「ごがつさい」と読む。

いつもながらの伝統行事があったり、なくなっていたり。
こういう時は、やっぱり時の流れを感じる。
文字通り寝る間を惜しんで、夜中に天体観測しまくったのも、数えてみれば五年前。
アルミ板をひーこらやって、蜃気楼を作ったのは六年も前だ。
焼きそば店を出したのは、なんと、八年も前なのである。


そんな浮かれ気分の東大で、僕は来月のアフリカンフェスタ2010の発表のパワポ作り。
作るのに飽きてきました。

そもそもターゲットが見えないので、半信半疑のつくりになってしまうし、二年間の長さを25分で述べるのは疲労が溜まる。
何が非常識で、何が常識なのかが難しいところなのだ。

二年間アフリカに住むと、「日本人の一般的なアフリカの常識」と「自分の常識」が著しくずれる。
それは、裏を返せば、それだけ日本人がアフリカを知らない、ということでもある。
というか、日本人は驚くほど「日本以外」のことを知らないと思う、一般論として。
インドに行っただけで「すごい」と言われるのは意味が分からない。

世界は平等にはなれないと思うけど、世界中の国々が「偏見なく」話題に上るような世の中にはなってほしいと思う。
自分も含めて「世界への偏見」はなくしていかないとなぁ、と感じる。


ところで、先日、エチオピアの総選挙があったが、日本で流れたニュースは
エチオピア総選挙、投票所で「政府ちゃん」誕生だ。

エチオピアは前回の総選挙に関連して暴動が起きて死者が出た。
従って、今回は「選挙が公正・平和裏に行われるか」ということが大きな懸念事項になっていた。

それなのに、蓋を開けてみればこのニュースだけですか?
エチオピアを馬鹿なニュースのネタにするのもいい加減にしてほしいものだ。

エチオピアでは、産まれた日や場所に準じた名前をつけるのが普通だ。
だから、みんな、「雨」「太陽」「夕暮れ」「世界」などという名前である。
もちろん、普通に「政府」という名前の人もたくさんいる。
だから、「政府ちゃん」と名づけるのは普通。

こういう「偏見を持ったニュース」を世の中からなくすことが、まずは第一だ。

(ちなみに、今までのところ、エチオピアは総選挙に関する大きな暴動は起きていない模様)


5/28(Fri.)
ストーンの定理様は万歳ではなかった。ははは。

非自明な例が出てきたりして、それはそれで嬉しいのだが、さて、そこにどれほどの奥深さが あるのだろうか。

夜は親父が東京に出てきたので、久しぶりに早めに引っ込んで飯を食べて寝た。


5/27(Thu.)
恥ずかしながら、Distillabilityの具体的なprotocolを初めてまともに知った。
まぁ、大体のシナリオは知っていたけれど。

面倒な計算などをして、明日は一般論だ。
ストーンの定理様、ばんざい。
とは、きっと量子力学の数学的側面を考えたことがある人は、一度は感じたことがあるはずだ。
僕はそれを今日、感じた。


5/26(Wed.)
気付いたら一日が過ぎていた。

自分の衰えを回復させるため、恥を忍んで何でも聞きまくろう。
いくら僕が限りなく天狗に近い人間だからと言って、分からないものは分からないと認めて、そこから努力するくらいの根性はある。
まぁ、みなさん、ご存知か。

ところで、今日のセミナーの exiton と polariton のキャビティ内でのなんたらかんたらなお話は、英語・物理共にさっぱり分からなかった。
やったことねーもんさ。
一緒に聞いていたとある研究者が"Fucking waste of time"と言っていた。
研究者レベルの人が"ピー"を使っているのを初めてきいた。


家の近くにあるスーパーは午後十時までしか開いておらず、帰りに寄れないじゃん、というのが最近の目下の悩みだった。
のだが、今日、近くに24時間100円均一ショップを発見し、簡単な買い物は帰り際にできるようになった。
これは朗報。


5/25(Tue.)
ボ・ロ・ボ・ロ

頭が悪くなった自分を痛感してへこんだ。
具体的に感じることは
  1. 直感が働かなくなった(数学や物理に関して)
  2. 暗算しようとしても、脳にモヤがかかったみたいにクリアに計算結果が見えてこない
1は深刻で、今後、短時間で勘を取り戻さなければ研究に支障がある。
2はショックで、バララララッという計算が出来ないのはつらい。
某有名小説で「計算の速さとは、歩くか走るかみたいなものだ」みたいに書いてあるが、今まで走れていたのに、今は走れなくなった この辛さ。
しかし、2は"体力"とともにいずれ衰えるだろうものだったので、まだ仕方ないと思える。

"直観力""体力"ともに衰えた今の状態は、改めて底だなぁ、と思った。
まずは直感を取りもどす。


5/24(Mon.)
ゲ・ツ・ヨ・ウ・ビ


5/23(Sun.)
史上最大級にダメな一日。
日本の疲れが出てきた感もある。
一日中、グダグダしていた。

昨日腰を軽くやっちゃって、まっすぐ立てないのも精神的にはつらい。


5/22(Sat.)
今日はオフにしようと考えていたが、昨日の続きをやりたかったので大学へ。

昼飯時に、研究室の談話スペースに置かれていた リガクル 2東京大学の理学部の今をパラパラめくっていると、

理学部の楽しみは? 「コケの一念」

と、赤文字で強調されて書かれていた。
「あれ?コケの一念っていう日本語、あったっけ?」と、最近日本語に自信がない僕はひとしきり考えた末に理解した。
「苔かよ!!」

理学部の楽しみが「苔の一念」だなんていうことは、絶対に同意しないが、そんな答え方をする人がいる、という点は「理学部の楽しみ」の一つだと思った。


ところで、「正の定曲率を持つ完備なローレンツ多様体は決してコンパクトにはならないが、その一方で基本群は必ず有限群」ということが有り得ることを知った。
これは「カラビ・マルクス現象」と呼ばれているらしいが、どんだけ非自明なんだよ!と、大分びっくりしてしまった。

(僕の数学的想像力不足を差し引いても)これは想像がつかない現象だ。と思う。


5/21(Fri.)
朝からとあることを証明しようと取り組む。
が、一筋縄にもいかない感じがするので、適当に具体例を計算したら、非自明な反例がぼこぼこ出てくる。
うぅむ、やっぱり、何か条件を付け加えないとだめか。

結果には自信を持っているんだけどなぁ。


夜はIさんと飯を食べた。
久しぶりだが、いい意味で変わってないなぁ、と思った。

僕はいい意味か悪い意味か分からないが、ようやく少し、フォーカスでき始めたかな?と感じる。


5/20(Thu.)
あれやこれやで過ぎ行く一日。

しかし、気付いたら五月も二十日か。
なんだか、時が過ぎるのは早い。けれど、そのくせ、濃密でもある。
日々忘れず高い意識を持ち続ければ、なんだかんだ、自分という理想はついてくると思う。


5/19(Wed.)
セミナーフィーバーな一日。
午前から午後五時くらいまで。

夕方に少し論文を読んで、自分が出来そうな拡張を考えた。
というか、あんまりやられていないので、定義を変えてもよい。

帰宅後は、ボランティア関係のお仕事。
いやぁ、はめられた。
しかし、はめられないと僕は動かないので、これでよい。


5/18(Tue.)
朝からボスとミーティングして、僕の今後の方向性が大体決まった。
いや、正確に言えば、方向性の候補が決まった。

あるハミルトニアンで separable state を時間発展させたとき、状態がどれくらい エンタングルするかということを調べることで、ハミルトニアンの「entangling power」 とも呼べるものを見ようという企画。

ちなみに、ピンとくる人にはピンとくるように、これは微妙にエルゴード性チックな 話にも繋がったりする。
その他、random unitary の話(基本的には、古典の random number generatorの量子ver.と 思えば入り口はおっけ)だったり、t-design の話にも関連して、つまり、応用性が結構ある。
かもしれない。
ついでに言うと、(これは当然だが) decoherence にも直に関係している。

さらにさらに、あなおそろしや、の random matrixだとか量子カオスにまで話が広がる可能性のある話題だが、 そこは丁重に避ける方向で(笑)

と、なんだか大きく出た感じだが、まぁどこに出るかは出たとこ勝負です。
「研究者なんて、堅気じゃない仕事に就くのは許さん」という有名な台詞も、あながち否定できませんな。


というところで、今日はやけに集中できないので、八時くらいに上がってクライミング。


未だに、結構なスピードで成長し続けている。
胸筋とかも、気付いたら割と復活してるし。

クライミング友達いわく、「神経や筋肉ってのは、割と過去のことを覚えていて復活も早い。 だからブランク明けでも結果を出せるスポーツ選手が多い」とのこと。

まぁ、なんだかんだ言って、ジムにいる老若男女全ての中で、未だに僕がへたくそな部類に 入ることは間違いない。


5/17(Mon.)
僕のエチオピアでの活動結果や、エチオピア写真紀を作ってみたので、youtubeにアップしてみました。
活動記録には友達の顔とかも映っているので、一週間ほどで削除する予定です。

首都アジスアベバ

僕が働いた街、メタハラ

エチオピアの世界遺産

活動記録前編

活動記録後編


ちょっと疲れてきたなぁ。

エチオピアでは総選挙を22日に控えて、デモが増えてきているようだし、人権団体が こんな声明を出しているようだ。

通常、人権団体は言うことが一々大げさだと僕は思うのだが、この記事に関していえば
強調が足らんわい!と言いたいところだ。

与党の支援者にならないとエチオピアでは何も出来ないのは、当たり前ですよね。
野党が逮捕されて殺されて国外退去になることも普通ですよね。
ついでに言うと、反政府を匂わす歌を歌った超有名歌手も、別件逮捕で国外追放になってます。

しかし、肝心な点はエチオピア人はそれでも「まだ」ましだと思っているところ
まぁ、十九年続く現政府の前の政府は独裁者で恐怖政治を強いていたので。

でも、今の政府だって独裁だ。
「今の政府になって、よくなったところもある」とは言うものの、もっとちゃんとした政府になれば もっとまともになるとは思う。


話は変わるが、ネパールタイ郊外にいる友達が、毛沢東派のデモに巻き込まれて目の前でドンパチに さらされている模様。
死者や重体者が出ているようで、何とも心配である。

そもそも世界に平和なんて訪れないと思うし、日本は「極論的な平和論」に走りすぎていると思う。
猛反対する人は猛反対するだろうが、「清濁併せ呑む」しか、現状としてはありえないというのが、 最近の僕の考え方。

人なんて簡単に死ぬし、悪いことだって躊躇なくやるし、簡単に他人を殺せる。
と思う。

そこを押し留めているのは「人と人との繋がりだ」と言いたいが、それもやはり日本人的発想で、 結局、そこを押し留めるものはないのだ。
決して人を殺していいとは言わないが、しかし、その理由は普遍ではなく、社会背景、文化背景に よらざるを得ない。


5/16(Sun.)
ぱっとしない一日。



相変わらず、研究室の窓からの景色だけはよい。
遠くに見えるのが、スカイツリー。
僕は完成も見られるはずだ。

途中で打ち切って、クライミングして帰宅した。

5/15(Sat.)
午前中は大学で論文を読み読みし、お昼ご飯時に友達夫婦の家にご招待されたので、 お出かけ。
なんだかんだ、ほのぼのした幸せな雰囲気を感じた。

僕のエチオピアの話なども挟みつつ、Wii fit で遊んでみた。
難しいな〜、俺、こういうの苦手。
でも、最後にやった筋トレだけは面目躍如でした。


というか歳を感じてしまった、自分に、というより、同年代の友達を見て。

やっぱり、基本的には25歳を超えた辺りから急激に体力は衰えて、おなかぽっこり、足むっちり体型に なっていくんだなぁ、と。
そして、痩せ型は痩せていくんだなぁ、と思った。

僕は25歳になるタイミングでエチオピアに行って間違いなく体力が落ちたわけだが、日本にいてむっちりになった友達を 見ていると、「あれ?俺、悪い歳の取り方、してないんじゃない?」と思えてくる。

25歳を超えれば、ちゃんと体のケアをしてあげましょう。

ま、体型を気にしない人はそれはそれでいいと思うけど。
僕は体型というか、体が動かなくなるのがイヤなので死ぬまでケアします。

一日二時間、週三日のクライミングで、見事に引き締まった(そしてマッチョでもない)スマートな体型が作れます。
そんだけやりゃ、どんな体型でも作れますな(笑)


5/14(Fri.)
「中性子星では2000Kという高温でもエンタングルしている」という結果が得られた。
多分、実際にはありえないモデルになってしまっているだろうけど ジョークくらいにはなるだろう、と思った。

ところが、ふと魔が差して中性子星の温度を調べてみたら、表面温度で8000Kだって。
だめじゃん。これじゃ、この話がジョークだ。


日進月歩のクライミング。

おかげで、最近は十二時間くらいしか大学にいないことが多い。
今みたいな暇なときに、やりたいことをやっておかないと。


5/13(Thu.)
朝一から、結構無茶なM1セミナーを拝聴。
今回は結構無茶だったと思う。

昼間は、量子推定のお話。
隠れて有意義だったのが、
「尤度」の読み方。

読めますか?
まかり間違っても、「いぬど」とは読まないでください。

四年越しの疑問が解決して、答えは「ゆうど」だそうです。
意味は「確からしさ具合」だそうな。


自分の研究の方では、無茶な近似をしているから計算が進む進む。
今日、とりあえずの結果まで至ったが、前の論文に載せるべきだったな、という程度。

もう少し一般化できればいいのだが、しかし、特殊な形をしている第一励起ギャップの存在は仮定したいところで ある。

親父が東京に出張で来たので今日は早めに帰った。


5/12(Wed.)
書くべき内容のない一日。
TDLって凄いなーって思ったくらい。

TDLは東京ディズニーランドではありませんので。
ThermoDynamic Limitの略です。可愛い振りして怖いアイツです。


5/11(Tue.)
朝一でミーティング。
さてまぁ、今日は初回だし、なぁなぁで終わるのかな?と思いきや、なぁなぁの少し上くらいまで。

しかし、同値類で括ることでnパラメータ群でぐるりと、という話は面白そうで かっちりしてそうなお仕事だ。
などということと平行して、ちょっと楽な仕事もやるつもり。


夜はクライミング。
今日は旧知のクライミング友達と登ったので、三時間ほど登ってしまった。

弱くなっている自分が、急速に力を取り戻しつつあることを実感した。
このペースで進めば、一年後には世界トップになれる(笑)


5/10(Mon.)
研究の方向性をしばし熟考。
そしたら一日が終わった。


5/9(Sun.)
のらりくらりと午後から研究。
あんまり頭の調子がよくないようだったので、雑務を片付けておいた。


5/8(Sat.)
今日はレスト。
午前中は大学のジムで軽くボルダリング。
二年も経つのに、課題が全然変わっていなかった。
がっくりしたが、更にがっくりしたのは、すでに一般人と化してしまった自分であった。
うわー、これが登れんか・・・がっくり。


午後からは友達と待ち合わせて、丸ビルで開かれた世界フェアトレード・デイに行ってみた。
シンポジウム+フェアトレード商品の販売、みたいな。


こういうところに行くからといって、フェアトレードに興味があるわけでもない。
それに、そもそもフェアトレードの正確な活動をしっている訳でもなかった。
が、一度関わってしまったモノの業というか、まぁ気にはなるので行ってみた訳だ。


そもそも、僕はなぜかフェアトレードに違和感を感じていたのだが、今日、その理由が分かった気がする。

フェアトレードって、おそらく色んな定義があるんだろうけど、僕が「そうであるべきだ」と 考えるフェアトレードは、
1.現地の人への賃金を「現地基準で」フェアに払う
2.その分、上がるであろう商品価格を企業努力で抑えようとする
その二点を満たした商品である。
これは、どの立場からしても「フェア」だ。

ちなみに、世界フェアトレード連盟というのもあって、そこでは
@生産者に仕事の機会を提供する
A事業の透明性を保つ
B生産者の資質の向上を目指す
Cフェアトレードを推進する
D生産者に公正な対価を支払う
E性別にかかわりなく平等な機会を提供する
F安全で健康的な労働条件を守る
G子どもの権利を守る
H環境に配慮する (詳細はIFATのホームページへ)
と、かなり"拡大解釈"気味の定義になっている。

理系の立場から言わせてもらうと、Cとか意味分からんけどね。
自己拡張を定義に取り入れるとは・・・・。

そんなささやかな突っ込みはさておき、やはり、ここまで拡大してしまうと、既にフェアトレードは 「公正な貿易」から離れて「貿易を通じたボランティア事業」になっている。

そこが、僕の違和感の根源になっているのだろう。


例えば、現地では200円とかで売っているようなアクセサリーを、日本で2000円とかで売る。

そのケースで言えば、200円という販売価格は現地の人が設定した価格であり、 現地労働力の搾取には結びついていない。
従って、200円に運送費+利益などを足した価格で販売するのが「フェア」である。

しかし、現実の「フェアトレード」では 残りの1800円は、運送費や諸々の諸経費以外に、生産者の教育費や生活条件向上費へと当てられる。
つまり、フェアトレードは「特定の者を支援するための、商品に付随した募金」だ。
決して「公正な貿易」などではない。

その結果、「現地基準の二倍の賃金を得て、子供の教育機会や住居の提供までされている」 らしい。
これは、僕には「えこひいき」にしか聞こえなかった。

この方法論にはある程度賛同するとしても、「現地基準に二倍の賃金+更なる権利」ってのは どう考えても、「フェアトレードに関わる生産者」が得しすぎである。
他の現地生産者の身からすれば、やってられんじゃんね。


ということを、今日、思った。
まぁ大したことじゃないし、素人の僕がちょっと話を聞いただけで思った話だから、そもそも 正しいかどうかも分からないんだけど。

そもそも一般論として思うのは、ボランティアしたり募金したりするのはいいんだけど、 それが実際に現地末端まで"うまく"行き渡っているのか、そこを「現地の考え方で」 想像しようとすべきである。

僕がエチオピアで現地でボランティアしてきて一番将来に生きるだろうことは「現地の考え方」が、 少なからず身についたところだと思う。


そんなことを思った後、門前仲町で飲んだ。
いやぁ、久しぶりに結構いっぱい飲んだな。

夜、家に帰ってきたら軽く頭痛がした。

最近、お酒が嫌いになってきた気がする。というか、間違いない。


5/7(Fri.)
ここしばらく調べていたこと(quantum discord)の、現状まとめを自分なりに作成しようと したら、なんだかとっても気になることがあったので、自分で証明しようとした。
そしたら、はまって三時間くらい堂々巡り。
サスペンデッド。

研究というのはそうであるものだが、とりあえずの目ぼしい所は食い尽くされている感じ。
しかし、もう一歩を踏み出したくなる魅力がある。

そろそろ理解も深まってきたので、そこで「中田芳史はこう出た!」を考えないとな。

などと、復習と平行しつつやってます。




JICAから協力隊の感謝状が届いた。
外務大臣岡田氏からの公式文書になっており、国立印刷局が製造しているようだ。


ところで、エチオピアに残された(?)理数科隊員たちの力強い活動が日々、耳に届いてくる。

一人で他の学校や教育局に出向いて実験技術提供やセミナー開催は、すでに日常茶飯事。
みなさん、すでに立派な営業マン。
この辺は、僕が先鞭をつけたといっていいかな。

更に、生徒に家庭訪問を行ない、家庭での勉強状況の改善を目指したりする隊員も。
これは僕がやりたくて出来なかったことだ。

さらに、そういう個々人の活動をやりながら、映像教材作りや、JAPAN Festival 2010への 出展準備、夏休みに地方の小学校を回って実験をやりまくる「実験キャラバン」などの 準備を進めているとのこと。

そういうのが僕がやりたくて出来なかったこと。
途上国では一人じゃ何も達成できない。
でもみんなが集まれば色々なことが出来るし、楽しみながら励ましあいながら、何か達成できる。

それこそが僕がやりたかったことなんだなぁ。
ちょっと羨ましいです、正直。


しかし、この流れの「流れ初めの役割」が僕だったのである。

今の隊員が来た当初から、
「一人じゃ無力感を感じて自己満足的活動に終始してしまう。 だから、みんなで力を合わせてやっていった方がいい。力を合わせて大きなものを動かそう」
と、暗に陽に力説して、それに他の隊員が共感してくれたから、今の活動に繋がっているんだろうと思う。

そういう意味で、僕はちゃんと捨て駒になれたわけで、それでいいのかな。
一人で活動して「ほんと、俺、くずの役にも立ってねぇ。情けない」と思いながら活動していた日々も、 その気持ちを忘れずに繋げていくことで、次の大きな一歩へと結びつく。
僕の活動は一つではありません。次世代とあわせて繋がっていくのです。

ちょっと胸をはれるかな、「自分だけで終わらない活動」ができて。

いやぁ、なんかよかったな、エチオピア理数科隊員で。
隊員同士のいざこざがある国や、やる気のでない職種だったら、もっと早く任短していただろう。

「つながり」

JICA機関紙の特集とかで、エチオピア理数科隊員の歩みを今の現役隊員にクローズアップして 取り上げるべきだって、絶対。


5/6(Thu.)
朝からセミナーに出たりと、色々。

気分的には、早くも崖っぷち。
そりゃまあそうで、リスタートを切った直後が最も崖っぷちに感じるのは自然だ。

しかし、このエチオピアでは味わえない「感触」はとても気持ちいい。
ぐぐぐーっとフォーカスしていく感じ・・・・と言っても、分からない人には絶対に伝わらない だろうけども。


とりあえず、ブランクの存在をネガティブに捕らえても仕方がないので、 ブランクがあるからこそ見えてくるものを見ようと頑張る。
いやいや、そんなものの存在自体が非自明なんだけど。

しかし、例えば冷静に過去と今の自分を見返してみると、ダメになった部分が見えてくる反面、 自分の長所も鮮明に感じられる。
俺、頭は絶対に悪いもんねぇ。ちょっと自信のあった回転も鈍ったし。
それでも、と見えてくるあたりは、遠回りしたことのいい面だろう。

「だめになった」とか、「俺、どうしよう」と嘆いても誰かが手を差し伸べるわけでもなし、 自分で自分を諦めているにすぎないから。
ま、とりあえず自分がやれることを、まずは一人でやりきりたいと思います。


夜まで頑張って、そろそろ集中力が切れ掛かってきたところでボルダリングへ。
こちらも、二日に一回くらいは登らないと、自分の限界は押し上げていかれない。

今日はカメラまで持って行ったのに、写真を撮るのを完全に忘れた。
集中すると、他の何も目に入らんのですよ、それが集中なんですよ。

ということで、手がぼろぼろになるところまで4〜5級の課題を登りこんだ。
昔だったら、全部一撃できたのにね。



ということで、手の平が真っ赤な写真を載せておいてみる。
しかし、写真にするとよく分からないな。
手首の色と比較してください。


5/5(Wed.)
「こどもの日」にあわせて総務省が4日発表した推計人口 によると、日本の子供の数は総人口比で13.3%だそうだ。
世界最低水準で、じゃあ最高を記録した国は?というと、エチオピアだそうだ。


2007年の統計でエチオピアの総人口の45%が子供(15歳未満)だという。
昨今のエチオピア政府の運動によって"少子化"が進んだとはいえ、未だに少なくとも三人くらいは子供を持つようだし、 田舎では十人、二十人の子供とか普通。
世界最高ってのも頷けるかもしれない。

ついでにいうと、エチオピア政府は人口統計を誤魔化している可能性が高いと言われているので、実際にはもっと高いだろうとも思う。


ところで、エチオピアの乳幼児死亡率というのも高くて、10%を超えている。
ところがこれには"文化的に"統計が取れない裏があるため、正確な値は出せていなかったりする。

エチオピアでは、生後数ヶ月未満で亡くなった乳児は「死んだ」とは言わない。
乳児は「消えてしまった」と表現し、「死んだ」という概念ではないらしい。

なので、地方の村へ行って「何人の乳児が死んだ or 消えましたか?」と聞いても、なかなか「消えた乳児」の数は出てこないとのこと。
赤ん坊の存在が「消えた」と解釈すればいいのかな?

ということで、とあるJICA国際協力専門家の方いわく、「エチオピアで乳幼児の正確な死亡率を出すことは不可能に近い」のだそうだ。

そもそも、都市は近代化が進み、田舎では「21世紀にもなって何してんねん!て話やで」な実情が続く途上国で全国統計を取ること自体が無意味だと思うが、 そういう「文化的背景」まで考えると、「正しい統計」を取れる見込みなんて永遠にないんだろうな、と思う。

それでも国際協力の結果評価は「統計結果」に基づかざるを得ないので、意味の有無に関わらず、やらない訳にはいかない。


なんにしろ、金を貰って活動する以上、国際協力も「結果」は出さないといけない。
ということで、活動している時と、その結果を報告するときは、両刀を使い分けないといけない。

などということを意識しながら協力隊員が活動してくれれば、もうちょっとJICAの評判もあがると思うんだけどな・・・
今の世の中、放ったらかすと最低限の仕事に満足して、あとは遊びに走ってしまう人が多い気がする。
これは僕の個人的な実感として。


翻って研究は、というと、二年のブランクの大きさを徐々に実感し始めたGWであった。
なんだか反応しないんだよな、頭が。

これだけ動かない頭に付き合うのも、ストレスが溜まる。

そういうストレスを人にぶつけてしまったりと、まぁ、相変わらずのことをやってます。
ということで、実のところ、公私共にストレスだらけだったゴールデンウィークも終わり。

楽しかったけどね、普通に研究できて。


5/4(Tue.)
なんと、昨日の夜から体がぼろぼろになってしまった。
熱もあったようだが、何よりも胃腸の弱り具合と頭痛がたまらなかった。
ということで、気付いたら一日中寝てた。
一日中寝れた。

直接の原因はクライミングで体を使いすぎたこと?
いやぁ、俺も歳を取ったなぁ、と、これは真剣にしみじみと思ってしまった。
でも、まだまだ負けてられんぜよ!!
(初めから負けている、という突っ込みはさておき)

そろそろ日本の疲れも出てきているのかなぁ?とは思う。
まぁ、ぼちぼち、全力で、だ。


5/3(Mon.)
寝起きが悪いのである。うん。
昨日も今日も変な夢を見た。
寝るときはズバっと寝たいものだ。

昨日、割と遅くまで頼まれごとに励んだので、今日は低調。
quantum discordはそれ自体はそこまでは面白くないけれど、依然としてミステリアスだと思う。


大学を早めに切り上げて、クライミングジムへ。
写真撮ればよかったな。

昨今のクライミングブームを受けてか、カップルが多かったのにびっくり。
そういえば、僕の友達でも特に女性でクライミングをやりたい、という人は多い。
クライミングって過酷なスポーツだと思うけど、例えばダイエットだとかって 割り切ってやるのもいいのかな。
クライミングの裾野を広げるのにはいいんだろう。

そして、昨今のクライミングブームのおかげか、今では6級程度を登るのにキョンを駆使するんですね。
6級で高難易度ムーブでどんだけだよ!と思った。

自分は、というと、二年間のブランクもあって4級どまり。
それ以前に、腕がすぐに張ってしまって大変。
岩場とはトレーニング強度が天と地ほど違うなぁ、と思った。

でも、それだけトレーニングして努力するから、自分の限界を押し上げることができる。
僕はそういう考え方が好きだし、クライマーの多くもそうだろう。
もちろん、物理だってそうだと思う。

やりたいことをやりたいだけやるのもいいけれど、自分の限界を押し上げつつ生きるのが僕らしい。
だから、ずっと全力で。


5/2(Sun.)
どうも朝の始動が悪くて困る。

とりあえず、復帰に向けて簡単な計算などをやって勘を取り戻そうとしてみたり、色んな論文を読んでみたり。
今日読んだ論文の中では、quantum discordがぶっちぎりで面白そうだったしミステリアスだった。
ちょっと真剣にみてみようかと思う。

と思って論文を幾つかプリントアウトしたところで、今日は大学おしまい。
クライミングジムに寄りたかったが、今日はもう少し買出ししないといけないので、直帰しよう。


5/1(Sat.)
昨日、ほぼ部屋のセットアップも終えたので、今日から大学復帰に向けて動き始める。
定期券の買い方が変わっていて、買えなかったのは浦島太郎。

大学復帰に向けての目標は、規則正しく、だ。
協力隊に参加する前は、午前九時半くらいから午後十時すぎくらいまでやっていた研究だが、 そこをほら、「二時間くらい早められないの?」と。

努力はしてみようかな、と思います。
目標は、午前八時に大学に着いて、そこから午後八時前後まで。
しばらくは夕飯は家で食べようかと思います。


と言う訳で、まぁ、一人暮らしだったらGWとか関係ないので、今日も明日も明後日も明々後日も 大学。
GWの間に、リズムのきっかけを掴みたい、し、研究のリハビリもしないと。

しばらくの間は、二週に一回くらいのペースで休む予定。


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